スポットメーター #film #monochrome #photo #camera

スポットメーターを入手した。
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ペンタックスの「デジタル スポットメーター」である。
ファイダー内に計算機の様にEV値が表示されるが故にデジタルの名を冠した代物だ(それ以前は、針を使って「アナログ」に表示をしていたらしい。)。
しかし、この点を除けばアナログな道具である(つまりアナログな道具なのだ)。

付いているボタンはひとつだけ、この他に視度調整とISO感度設定、計算尺へのEV設定がこの露出計の全機能である。
シンプルさ故に情報が手に取るように分かるのがこの「旧式」スポットメーターのメリットだ。

使い方は至って簡単である。
測光したい対象に向けて手元のボタンを押すと、その対象物の輝度がEV値として表示される。
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この数値をレンズの周囲に取り付けられた計算尺に設定すれば絞りとSSの組み合わせが網羅的に表れる。
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これを使えばラティチュードや輝度の上限、下限を素早く測定できる。
中間調にしたい輝度域を設定し、その露出を求めることも容易にできる。
構図をメモ用紙に描き各部位のEV値、F値やSSと共に露出EV値を記入しておけば現像、プリント時の有用な情報となる。
このデータを活用すれば、イテレーティブに撮影プロセス改善を図ることができる。

ひとつ分かりにくいのは、補正用のメモリが百分率の対数スケールで表されていることだ。
EV値との対応が付いていないので、このスケールを使って補正するには対応するEV値を記憶しないといけない。
適正露出が分かるのだから、暗算をするなりISO感度の設定を変えるなりすれば済む話ではある。
ーーこれはそもそも映像用の機能と説明書にあり、映画などを撮る人にはこれが自然なのだろう。

このスポットメーターを活かすには、構図を素早くデッサンする力が必要だな(汗

作品はこちら→ Flickr
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by jiji008 | 2012-01-25 22:03 | 雑文