現像タンクの改良。#film #photo #camera

今使っている現像タンクの欠点を改良によって改善することにした。

・水道用の塩ビパイプを使用しているのが、これの長さを必要最小限に短くする。
  フィルムの出し入れを簡単にする。フィルムに傷がつくことを防ぐ目的もある。
・ドライウェルを作る水を煮沸したものを冷ました水にする
  乾燥ムラが出るが、これはおそらく水道水の塩素等の添加物が析出しているものと予想。
  湯冷まさしを使用してこれを避ける。
・水洗工程の最後に煮沸水の湯冷ましで、最終水洗工程を追加する。
  これも乾燥ムラを防ぐ為の処理。

が改善点。ぼちぼちやっていく。

市販のシートフィルム現像タンクを見るとJOBO3005を除いてフィルムの背面とタンクが密着しないような設計になっている。
これはフィルムの背面とタンクが密着すると傷がつくことを避けられないのだろう。

しかし、自身の工作スキルではこのようなものは作れないので、上記の改善案を実行していく。

思いつきの段階だが、小型の密封できるタッパーを改良して遮光性能を持たせ、
少量の現像液でムラなく現像できるのではないか。

大きさはシートフルムホルダより一回り大きいほどのサイズ。
遮光性の確保とライトトラップが課題だ。
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by jiji008 | 2012-10-15 02:26 | 現像技術

メモ。#film #photo #camera

現像の研究をして安定した方法を探っている。
ここまでの自分用のまとめ。

・1枚収容の自作の現像用回転タンクには80mlの現像液を入れる。
  これは回転タンクが多少傾いても、フィルムを完全に現像液に浸すために必要な量である。

・フィルムは輪ゴムで巻いてタンクの内壁に直接触れないようにする。
  現像後にゴムの痕がフィルムに残るが、これは水洗工程で除去できる。

・遮光蓋を改良して、薬液注入用のアルミパイプを短くする。
  タンクのフタの取付け、取外し時にフィルムに傷がつくのを防ぐ。

・軟調現像液を使用する。
  現像時間を伸ばし現像ムラを軽減する。

これからやることと確認すること。

・改良版の遮光蓋を作成する。
・輪ゴムを使って現像して本当にムラが出ないかを確認する。
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by jiji008 | 2012-10-13 20:20 | 現像技術

現像タンク、案を実現。#film #monochrome #photo #camera

前回の投稿でメモした注射器で現像液を注入する現像タンクを早速作ってみた。

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こんな感じ。

 1番上にあるのが、現像タンク本体。塩ビ管と底部をなす塩ビ管の蓋からなる。完成版はこれに黒いテープを巻いて遮光性を高める予定だ。
 2番目にあるのが薬液注入と遮光の為の蓋。ゴム栓、注入パイプ、遮光用中蓋(よく見るとゴム栓の右側にゴムが2重になっているのをご覧頂けると思う)、遮光用中蓋に隠れているが空気、薬液の排出穴からなる。ゴム栓と遮光用中蓋の間に隙間を空けて、空気や液体の通り道を残している。
 3番目は注射器。退屈な時はこれに熱湯を入れてお尻の穴に注入すれば最高に盛り上がれる。

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薬液の注入はこんな感じ。

注射器の右側に排出穴が見えている。
50mlの液体を約3秒で注入できる。排出は5〜7秒程度である。
現像の安定度は格段に上がる筈だ。

作品はこちら→ Flickr
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by jiji008 | 2012-01-29 16:07 | 現像技術

自作現像タンク案。#film #monochrome #photo #camera

思いつきをメモ。

自作の現像タンクを作っている。

材料は水道用の塩ビ管とゴム栓。
ゴム栓に穴をあけて液体の注入をしてみた。まあまあのスピードで入る。
しかし、廃液に時間が掛かる、実用的ではない程に。
最悪、濃い目(当社比4倍くらい?)の停止液を注げば良い、などと乱暴なことを考えていた。

ーーしかし良いこと思いついた。
ゴム栓に注射器を付ければ、数秒で一気に注入できる。
無論空気が抜ける穴は別に空けておく(鼻と耳を繋ぐ穴と同じ原理)。
廃液もタンクを逆さまにして注射器で吸い出せる。
注射器は、プラスチック製の安価なものがあるだろう。

注射器をゴム栓に差し込んでおけば遮光性も上がるだろう。
中蓋を付けるなど、遮光の仕組みは別件で考える。
問題を分離して解決する発想。

実物を見て決めたい。
試作用の材料も買い増したい。
明日早速ハンズに行くかな。

ともあれこれは名案だ、特許申請すっかw

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by jiji008 | 2012-01-29 01:24 | 現像技術

D76BBの正しい使い方を推測 #film #monochrome #photo #camera

D76BBは緩衝型軟調現像液だ。
何度も書いているが現像不足と思える程に軟調である。
これ一対何に使うの? 何の為にあるのよ? という疑問がわき上がっていた。

ネガを標準現像液D76と比較して得た答えを書きます。
標準現像液D76のネガとD76BBのCI40%押しのネガをライトボックスに乗せてルーペで比較した。
それによるとD76BBはハイライトの現像の進み具合が遅いことが分かった。
かつ、標準的な露出部分はD76より若干薄い程度に現像される。

ーーつまり、被写体に露出を合わせると背景がオーバーになるシーンで撮影したフィルムをD76BBで
現像すれば、
コントラストを抑えて被写体のディテールを再現することができる。
これがD76BBの存在意義だろうと推測する。

ネガはハイライトの許容値が強く、軟調現像を心得れば撮れる写真の幅がぐっと広がる。
デジタルだと諦める他ないようなシーンでも、真に迫った写真を撮ることができる。

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by jiji008 | 2012-01-26 12:52 | 現像技術

現像タンク回転マッシーン #film #monochrome #photo #camera

現像タンク回転マッシーン「ゆきお」を改良した。
今までは一度に1つのタンクしか回転できなかったものを最大で4本まで扱えるようにした。
その為に5対のタイヤが付いている。モーターはひとつのみで、タンクを乗せる事で隣りのタイヤにエネルギーを伝える仕組みだ。
こいつの名前は追々思いつくのを待つとしよう。
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現像タンクはひとつにつきフィルムを1枚格納するものを自作する予定だ。
今まで使っていた4本用タンクも当然使える(乗せるだけなのでね)。
塩ビパイプとその蓋、ゴム栓などの材料は既に手に入れてある。
遮光蓋はこのゴム栓に穴をあけてパイプを突っ込無予定である。
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by jiji008 | 2012-01-22 21:35 | 現像技術

D76BB雑感。#teamfilm

今日は緩衝型軟調現像液D76BBをテストした。
標準現像液D76で現像したフィルムとD76BBで標準からコントラストインデックス0~40%プラスまで3通りの時間で現像したフィルムを比較。

D76BBはD76の標準現像時間で現像すると、現像不足と見まごう如く軟調に仕上がる。
ならば、増感現像すれば現像時間を稼げて且つ軟調に仕上がるのではないか、という思いつきが実験の切っ掛けだ。

ネガを見た所D76BBはCI40%+でも、D76よりも薄い。
D78BBのCI40%+は薄さはCI20%+と大きく変わらない印象。
しかし、よく見るとCI40%+ではハイライトが伸びている。
また、僅かにだがシャドウディテールもCI40%+の方が優れている。
標準D76と比較しても遜色無い。

この事実から推測するに、D76BBではホウ酸の作用で現像が進みにくくなっている。
ある程度現像を進めるとハイライト部の現像は止まるか非常に鈍くなる。
ハイライトの現像が止まったとしても、シャドウの部分は現像が進み現像時間を延ばすにつれてシャドウ部のディテールが浮き上がってくる。

ーーという事でこれからの現像はD76BBのCI40%増しでやる事にしよう。

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by jiji008 | 2012-01-20 18:31 | 現像技術

現像液を初調合 #4x5 #teamfilm

今日は1日を撮影に費やした。
葛西臨海公園にて4x5を6枚撮影。
中判で1日1本撮るのが大変な質なので、4x5で1日6枚というのは妥当な数字。
フィルム代や現像の手間があるので、セーブしているという面もある。
枚数を決めてそれに集中するという撮影スタイルも清々しい。

帰って一息ついたら、現像液D-76を調合した。
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こんな感じで薬品の重さを量ってまぜまぜ。

D-76の処方は次の通りだ。

  メトール 2g、無水亜硫酸ナトリウム 100g、ハイドロキノン 5g、ホウシャ 2g

コダックの資料を見ると、TMAXフィルム用には特殊な補充液を用いるとのことでそれも自家調合。
7ページの「5部のD-76 デベロツパーと1部のD-76Rリプレニッシャーを 混合」という下りから、処方を求めると、

  メトール 2.17g、無水亜硫酸ナトリウム 100g、ハイドロキノン 5.42g、ホウシャ 5g

となる。
ホントかよ。現像液の処方とほとんど変わんないじゃん。
オリジナルのD-76補充液は、

  メトール 3g、無水亜硫酸ナトリウム 100g、ハイドロキノン 7.5g、ホウシャ 20g

という処方で、ホウシャが目立って多いのが分かる。

オリジナルは1回に約20~30ml、TMAX用補充液は1回に70ml入れるから釣り合い取れてるのか、
などと訝りながらも、これも完成。
薬品を1つずつ入れて順番に溶かすのが正式なやり方らしいが、
補充液は面倒なのでまとめて薬品を入れて溶解した(お店で売ってるD-76だって全種類の薬品をまとめて溶解するのだから問題ない)。

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お疲れさまでした。

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by jiji008 | 2011-11-05 22:22 | 現像技術

薬品来たる #4x5 #teamfilm

ビックカメラのネット通販で注文した薬品が届いた。
無水亜硫酸ナトリウム、ホウシャ、ハイドロキノン、メトールサンの4種類。
机が散らかっており、ルーペと水準機とはさみ、電子秤(ライターのような形状のもの)も写っている。
電子秤は0.01g単位で計測可能なもので、薬品の調合には充分な性能を持っている。
取りあえずはD76処方と、軟調現像用の処方の2つを試そうと思っている。
その為に同じ写真を2枚撮って比較をする。
硬調現像はやる気なし。コントラストを上げると第一印象は良くなるのだがトータルで詰まらないできになることが多い。
タイトにしたければデジタル現像でやればよいという算段だ。
軟調現像のモワモワとした感じは、専用の現像液で処理しないとでないと思っているのだが。
実際は判らない。

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作品はこちら→ Frickr
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by jiji008 | 2011-11-03 19:58 | 現像技術