被写体 #film #photo #camera

撮るものがないかなと思案する。
和紙を撮影しようと思っていたのだけど、好みの形にするのが難しくコストもかかるので却下。
苔玉という盆栽の一種をロフトで買ってきた。これを撮ろうかと考えている。
今一つは紙で折った立体図形だ。

照明は何本かのロウソクを使ってコントロールするつもりだ。

作品はこちら→ Flickr
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by jiji008 | 2012-07-05 22:48 | 写真論

「はじまりの記憶」 #film #photo #camera

杉本博司氏を取材したドキュメンタリー映画「はじまりの記憶」を見に行った。
初日の3.31は、杉本氏と監督の中村祐子氏のトークショーが催さることもあって立ち見が出るほどの盛況だった。

公式サイト

杉本氏の作品がスクリーンいっぱい現れるカットは圧巻だ。
放電場のネガがちらりと映ってるシーンもあり、ニヤニヤせずにはいられなかった。
放電場のネガはほとんどがスヌケで、透明なフィルムに浮かぶ放電の痕跡も面白い。

氏の作品を知ったのはここ1年くらいなのだが、なぜこうも共感を覚えるのか。
それまで現代アートに触れたことなど殆ど無かったのに、心ひかれるのが不思議だ。
知らなかっただけで、同じ感覚を抱いていたということだろうか。

杉本氏と私の感覚が同じかどうかはわからない。
しかし、現代社会に生まれた者が共通に持つ感覚、否が応にも味わわされる感情がそこに潜んでいると信じたい。
だとすれば、これは現代社会の救いの一つだ。
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by jiji008 | 2012-04-01 02:18 | 写真論

写真論 #film #monochrome #photo #camera

前回の若洲での撮影結果が出来上がり、様々な問題点が明らかになってきた。

若洲の所在地


東京ゲートブリッジの図。
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写真撮影に関する様々な技術や方法論は紙へのプリント基準で考えなければならない。
前にも少し触れたけど、良い写真が撮れそうにないシーンに誠実でなければならない。
良い写真が撮れるかどうかは、心の何処かで既に分かっている筈だ。
凡作に終わると感じたらシャッターは切ってはいけない。現実の前には虚しく終わる。
良い写真が撮れると感じたら、光や構図に付いて検討すべきなのだ。

もうひとつは、これも何度か触れた事だがHDR技術やPhotoshopでのステッティング技術を身につける事が必要だ。
デジタルで撮影した場合、ダイナミックレンジの狭さが問題になる。
巷で流行っているお手軽HDRで、現実に存在しない写真を作るのも一法だが、
シャドウ/ハイライトのディテールの救済の為にPSで技術的に解決する事を考えている。
見た目の斬新さよりも写真に写る存在感を追求したい。
都会で撮った風景写真の場合、遠くに写る工事現場や人影、車、電線ーーこういったものが、写真のリアリティーを上げるのに一役買っている。

風景写真といっても完全なネイチャーフォトから街中の風景まで様々なものがある。
私が目指しているのは完全なネイチャーフォト、それも抽象的で知性と感性に訴えかける作品だ。
例えば、折り重なる木の枝や水面、空の写真から作品を作ろうと考えていた。
そこには人の営みは不要だと考えていた。

しかし、実際に撮影してみると、遠くの彼方に写る人の営みの痕跡にリアリティーを感じずにはいられなかった。
彼らは実際にそこにいるのだから。
人の営みを感じさせる被写体を遠くに置く事で、彼らの生々しさは軽減される。
小さく写る彼らの姿がーー見て理解できない以上は想像するしかないのだがーー見たものの心にの中に物語を想起する。
写真を見た者の主観や感情を想起する、抽象的なメタファーとして人の営みを積極的に入れて行きたい。

作品はこちら→ Flickr
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by jiji008 | 2012-01-22 11:17 | 写真論