現像タンク、案を実現。#film #monochrome #photo #camera

前回の投稿でメモした注射器で現像液を注入する現像タンクを早速作ってみた。

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こんな感じ。

 1番上にあるのが、現像タンク本体。塩ビ管と底部をなす塩ビ管の蓋からなる。完成版はこれに黒いテープを巻いて遮光性を高める予定だ。
 2番目にあるのが薬液注入と遮光の為の蓋。ゴム栓、注入パイプ、遮光用中蓋(よく見るとゴム栓の右側にゴムが2重になっているのをご覧頂けると思う)、遮光用中蓋に隠れているが空気、薬液の排出穴からなる。ゴム栓と遮光用中蓋の間に隙間を空けて、空気や液体の通り道を残している。
 3番目は注射器。退屈な時はこれに熱湯を入れてお尻の穴に注入すれば最高に盛り上がれる。

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薬液の注入はこんな感じ。

注射器の右側に排出穴が見えている。
50mlの液体を約3秒で注入できる。排出は5〜7秒程度である。
現像の安定度は格段に上がる筈だ。

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by jiji008 | 2012-01-29 16:07 | 現像技術

自作現像タンク案。#film #monochrome #photo #camera

思いつきをメモ。

自作の現像タンクを作っている。

材料は水道用の塩ビ管とゴム栓。
ゴム栓に穴をあけて液体の注入をしてみた。まあまあのスピードで入る。
しかし、廃液に時間が掛かる、実用的ではない程に。
最悪、濃い目(当社比4倍くらい?)の停止液を注げば良い、などと乱暴なことを考えていた。

ーーしかし良いこと思いついた。
ゴム栓に注射器を付ければ、数秒で一気に注入できる。
無論空気が抜ける穴は別に空けておく(鼻と耳を繋ぐ穴と同じ原理)。
廃液もタンクを逆さまにして注射器で吸い出せる。
注射器は、プラスチック製の安価なものがあるだろう。

注射器をゴム栓に差し込んでおけば遮光性も上がるだろう。
中蓋を付けるなど、遮光の仕組みは別件で考える。
問題を分離して解決する発想。

実物を見て決めたい。
試作用の材料も買い増したい。
明日早速ハンズに行くかな。

ともあれこれは名案だ、特許申請すっかw

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by jiji008 | 2012-01-29 01:24 | 現像技術

レンズが退院。#film #monochrome #photo #camera

シャッター不調で修理に出していた Schneider SymmarS240mm/F5,6 を引き取りに御徒町の新橋イチカメラに行った。

ーーが、今弄ってみたらある程度の割合で切れない。
レンズを上に向けると1/4が切れなくなるようだ。
店頭でチェックした時は切れてたんだけど。なんこれ。

よくよく試してみると1/125も切れてないようだ。
動いてる別のレンズと比較するとゼンマイの音が聴こえない。

これは修理できないか高く付くものを保証期間内の無料修理だからと安く上げたのだろう。
買った直後に調整してもらって、その2ヶ月後に不調が再発したもの。
もう一回戦行くか?

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by jiji008 | 2012-01-29 00:21 | 雑文

D76BBの正しい使い方を推測 #film #monochrome #photo #camera

D76BBは緩衝型軟調現像液だ。
何度も書いているが現像不足と思える程に軟調である。
これ一対何に使うの? 何の為にあるのよ? という疑問がわき上がっていた。

ネガを標準現像液D76と比較して得た答えを書きます。
標準現像液D76のネガとD76BBのCI40%押しのネガをライトボックスに乗せてルーペで比較した。
それによるとD76BBはハイライトの現像の進み具合が遅いことが分かった。
かつ、標準的な露出部分はD76より若干薄い程度に現像される。

ーーつまり、被写体に露出を合わせると背景がオーバーになるシーンで撮影したフィルムをD76BBで
現像すれば、
コントラストを抑えて被写体のディテールを再現することができる。
これがD76BBの存在意義だろうと推測する。

ネガはハイライトの許容値が強く、軟調現像を心得れば撮れる写真の幅がぐっと広がる。
デジタルだと諦める他ないようなシーンでも、真に迫った写真を撮ることができる。

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by jiji008 | 2012-01-26 12:52 | 現像技術

スポットメーター #film #monochrome #photo #camera

スポットメーターを入手した。
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ペンタックスの「デジタル スポットメーター」である。
ファイダー内に計算機の様にEV値が表示されるが故にデジタルの名を冠した代物だ(それ以前は、針を使って「アナログ」に表示をしていたらしい。)。
しかし、この点を除けばアナログな道具である(つまりアナログな道具なのだ)。

付いているボタンはひとつだけ、この他に視度調整とISO感度設定、計算尺へのEV設定がこの露出計の全機能である。
シンプルさ故に情報が手に取るように分かるのがこの「旧式」スポットメーターのメリットだ。

使い方は至って簡単である。
測光したい対象に向けて手元のボタンを押すと、その対象物の輝度がEV値として表示される。
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この数値をレンズの周囲に取り付けられた計算尺に設定すれば絞りとSSの組み合わせが網羅的に表れる。
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これを使えばラティチュードや輝度の上限、下限を素早く測定できる。
中間調にしたい輝度域を設定し、その露出を求めることも容易にできる。
構図をメモ用紙に描き各部位のEV値、F値やSSと共に露出EV値を記入しておけば現像、プリント時の有用な情報となる。
このデータを活用すれば、イテレーティブに撮影プロセス改善を図ることができる。

ひとつ分かりにくいのは、補正用のメモリが百分率の対数スケールで表されていることだ。
EV値との対応が付いていないので、このスケールを使って補正するには対応するEV値を記憶しないといけない。
適正露出が分かるのだから、暗算をするなりISO感度の設定を変えるなりすれば済む話ではある。
ーーこれはそもそも映像用の機能と説明書にあり、映画などを撮る人にはこれが自然なのだろう。

このスポットメーターを活かすには、構図を素早くデッサンする力が必要だな(汗

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by jiji008 | 2012-01-25 22:03 | 雑文

シャッター不調? #film #monochrome #photo #camera

撮影した写真にこんな影が。
絞りが壊れている? これ現在入院中のSchneiderSymmarS240mmで撮った写真だ。
外れを引いてしまったかな。
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by jiji008 | 2012-01-24 22:52 | 雑文

現像タンク回転マッシーン #film #monochrome #photo #camera

現像タンク回転マッシーン「ゆきお」を改良した。
今までは一度に1つのタンクしか回転できなかったものを最大で4本まで扱えるようにした。
その為に5対のタイヤが付いている。モーターはひとつのみで、タンクを乗せる事で隣りのタイヤにエネルギーを伝える仕組みだ。
こいつの名前は追々思いつくのを待つとしよう。
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現像タンクはひとつにつきフィルムを1枚格納するものを自作する予定だ。
今まで使っていた4本用タンクも当然使える(乗せるだけなのでね)。
塩ビパイプとその蓋、ゴム栓などの材料は既に手に入れてある。
遮光蓋はこのゴム栓に穴をあけてパイプを突っ込無予定である。
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by jiji008 | 2012-01-22 21:35 | 現像技術

写真論 #film #monochrome #photo #camera

前回の若洲での撮影結果が出来上がり、様々な問題点が明らかになってきた。

若洲の所在地


東京ゲートブリッジの図。
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写真撮影に関する様々な技術や方法論は紙へのプリント基準で考えなければならない。
前にも少し触れたけど、良い写真が撮れそうにないシーンに誠実でなければならない。
良い写真が撮れるかどうかは、心の何処かで既に分かっている筈だ。
凡作に終わると感じたらシャッターは切ってはいけない。現実の前には虚しく終わる。
良い写真が撮れると感じたら、光や構図に付いて検討すべきなのだ。

もうひとつは、これも何度か触れた事だがHDR技術やPhotoshopでのステッティング技術を身につける事が必要だ。
デジタルで撮影した場合、ダイナミックレンジの狭さが問題になる。
巷で流行っているお手軽HDRで、現実に存在しない写真を作るのも一法だが、
シャドウ/ハイライトのディテールの救済の為にPSで技術的に解決する事を考えている。
見た目の斬新さよりも写真に写る存在感を追求したい。
都会で撮った風景写真の場合、遠くに写る工事現場や人影、車、電線ーーこういったものが、写真のリアリティーを上げるのに一役買っている。

風景写真といっても完全なネイチャーフォトから街中の風景まで様々なものがある。
私が目指しているのは完全なネイチャーフォト、それも抽象的で知性と感性に訴えかける作品だ。
例えば、折り重なる木の枝や水面、空の写真から作品を作ろうと考えていた。
そこには人の営みは不要だと考えていた。

しかし、実際に撮影してみると、遠くの彼方に写る人の営みの痕跡にリアリティーを感じずにはいられなかった。
彼らは実際にそこにいるのだから。
人の営みを感じさせる被写体を遠くに置く事で、彼らの生々しさは軽減される。
小さく写る彼らの姿がーー見て理解できない以上は想像するしかないのだがーー見たものの心にの中に物語を想起する。
写真を見た者の主観や感情を想起する、抽象的なメタファーとして人の営みを積極的に入れて行きたい。

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by jiji008 | 2012-01-22 11:17 | 写真論

#ilm

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by jiji008 | 2012-01-22 10:50

D76BB雑感。#teamfilm

今日は緩衝型軟調現像液D76BBをテストした。
標準現像液D76で現像したフィルムとD76BBで標準からコントラストインデックス0~40%プラスまで3通りの時間で現像したフィルムを比較。

D76BBはD76の標準現像時間で現像すると、現像不足と見まごう如く軟調に仕上がる。
ならば、増感現像すれば現像時間を稼げて且つ軟調に仕上がるのではないか、という思いつきが実験の切っ掛けだ。

ネガを見た所D76BBはCI40%+でも、D76よりも薄い。
D78BBのCI40%+は薄さはCI20%+と大きく変わらない印象。
しかし、よく見るとCI40%+ではハイライトが伸びている。
また、僅かにだがシャドウディテールもCI40%+の方が優れている。
標準D76と比較しても遜色無い。

この事実から推測するに、D76BBではホウ酸の作用で現像が進みにくくなっている。
ある程度現像を進めるとハイライト部の現像は止まるか非常に鈍くなる。
ハイライトの現像が止まったとしても、シャドウの部分は現像が進み現像時間を延ばすにつれてシャドウ部のディテールが浮き上がってくる。

ーーという事でこれからの現像はD76BBのCI40%増しでやる事にしよう。

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by jiji008 | 2012-01-20 18:31 | 現像技術