赤外線フィルム #film #photo #camera

幾つかの撮影計画、幾つかの現像液実験計画、幾つかの赤外線フィルム実験計画が溜まっている。

赤外線フィルムは露出計は役に立たない、ピント位置がずれる、効果はその日の太陽の位置、撮影方角によって変化する代物で、どうテストするか少し迷う。
大判のフィルムでテストするのはもったいないので、120用のそれを手に入れて一本12コマで条件を変えて撮影をすることにした。現像はD76原液で行う。
このフィルムは参考フィルムとして使う。

日の位置がカメラの写りに大きく影響するーー一見面倒のような気がするが、自然現象に逆らっても仕方がない。日の傾き下限と赤外線の反射加減の感覚を掴み、撮れるか否かの判断ができるようにあれば、常のそれより厳しい条件に置かれているという意味で、撮影は楽になると踏んでいる。

撮影を進めてフィルムとデータを蓄積する毎に、撮れないからパスするケースが多々出てくるのではなかろうか。

デジタルの赤外線写真を見ると、緑が必ずしも赤外線を反射させているわけではない。
しかしなんで俺は、赤外線のピント補正の基準値が書き込まれているない、書き込まれていようはずがない大判で赤外線写真を取ろうと思ったのだろう。

これで海の写真とか撮りたい。
望遠でもう少し遊びたい気がしてきた。
標準的なSinarF2の装備では望遠レンズは無限遠以外でピントを出せない。
SymmarS240mmはSinarF2で使えるレンズの中では最も長いうちに入る。
今一つはTeleXenar360である。このフランジバックは220mmで、F2でもなんとか無限遠を出せる。
無限遠をとっている分にはそれ以外選択肢がないという意味で楽なんだけど、そればかりが写真じゃないし。もうすこし他のものも撮ってみたいと思うのだ。

ジナーの延長レールを手に入れたいところである。
ジナーのカメラは、レールの延長が一定の長さを超えると長い蛇腹を使用せずに、複数のそれを使うように設計されてるようだ。
要は蛇腹がたるんでしまうから、それを支える中継枠を設置して蛇腹の平行性を確保したのだろう。
蛇腹がたるんだ8x10を時に店先などで見かけるが、あのたるみの所為で撮りたい写真が取れなかったら、大いに残念な気持ちになるだろう。
ーー大判カメラはこういう、細々とした泥臭い問題があるのだけど、それを工夫したり道具を揃えたりして解決していくのも楽しみの一つである。

正規の店から買うと、たかが2,30cmの金属の棒切れが3万円以上する。
中古で気長に探す。

作品はこちら→ Flickr
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by jiji008 | 2012-05-13 03:58 | 撮影技術